剣道人口ってどれくらいだ?

剣道人口がどれくらいいるのか気になってしまいました。
仕事柄、いろいろな人とお話しますが、意外と経験者に多く出会い、驚いているものです。
考えてみれば、少年剣道教室は昔からあるし、どの学校にも剣道部はある。
高齢になっても続けている人も多いし、こりゃ剣道人口はけっこう多いんじゃないだろうか?


と言うことで調べてみました。
ヒットしたのは全日本剣道連盟のサイト。

全剣連設立55周年記念事業として、初めての剣道人口調査を全国規模で行いました、通称「剣道人口国勢調査」として全国各剣連の協力のもと、昨年9月現在で、剣道人口構成、活動主体、有段・無段別、都道府県別分布などについて調査しました。

これまでは剣道人口というと、全剣連が持つ登録時の有段者数、合計全国148万名という数字だけでしたが、今回初めての調査結果がまとまりましたので以下紹介します。

①活動中の剣道人総数は47.7万名、そのうち有段者は29万名であり、段位取得者の約2割であること。
②うちわけは一般社会人40%、中学生以下が45%、このうち半数が小学生以下である。
③男女構成では女性が23%と4分の1を占めている。
④組織別には学校剣道部28%、警察関係14%、一般道場・スポーツ少年団が58%である。
⑤総剣道人口としては、今回把握した無段者18.3万名を登録人員148万名に加えると、166万名と見ることにしたい。

今回の調査で多くのことが分かりましたが、とくに段位取得以前の剣道人口が把握できたのは大きな成果といえましょう。また活動している剣道人口48万名であること、登録済みの有段者の20%が活動していることも少ない感じを受けました。

全日本剣道連盟 寄稿「まど」平成20年05月号 第250回


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記事を読むと「剣道人口は166万名」と言うことがわかります。
この人数は「登録されている有段者148万人」と「現在活動中の無段者18.3万人」の合計です。
無段者とは初段をとる前の小中学生のことでしょう。
この記事は平成20年5月のものであり、示されたデータは平成19年9月現在とのことです。
ですから現在の登録者数はもう少し増えていると思われます。


平成17年の国勢調査では日本の人口は1億2776万7994人ですので、計算すると1.3%くらいの人が剣道人口といえるのか。
うーん、数字が大きすぎて、多いんだか少ないんだか良く解らないぞ?


男女別に考えれば77%は男性、23%は女性となっていますので、剣道人口は男性127.8万人で女性38.2万人となります。
先述の国勢調査では男性が6234万8977人で、女性が6541万9017人です。
計算すると男性では2.05%、女性は0.58%が剣道人口ということになります。
男性は50人に一人は剣道家かぁ、そう言われても、多いのか少ないのか?
うーん、さらに良く解らなくなってきたぞ?


他の資格と比べてみましょう。
不動産業の資格「宅地建物取引主任者」の資格保有者は平成21年で85万人弱となっています。
いまでは合格率が17%くらいのこの資格、ちゃんと勉強しないと取れません。
でも、これほど知名度と裾野の広さを持つ剣道が、宅建のたった2倍とは!?
あれ、剣道人口、少ないんじゃない?


今度は身近な数字に置き換えてみましょう。
熊谷市が20万人いるわけだから、大雑把に言って2600人もいることになります。
てことは一地方都市の熊谷ですら、一番になるには2600人もぶっ倒さなければならないのか!?
なんだか凄く多く思えてきたぞ?


もっともこの剣道人口には「子供の頃に剣道をやっていたが段を取る前にやめた」「学校の授業でやった」という人はカウントされていないので、実際の経験者となるともっと人数が増えそうです。
それにしても活動中の有段者が2割しかいないというのは意外なところ。
逆に言うと有段者の8割は現在は休止中ってことですから、ちょっと寂しいものです。


以上、いろいろ考えて見ましたが、結局良く解りません。
でも他のスポーツに比べれば多い気はします。
これに対抗できるのは柔道くらいか?


剣道は体力・体格・年齢差がそれほどハンデにならない稀有な武道・スポーツです。
身体的接触のあるスポーツで、子供から年寄りまでが一緒になって出来るなんて、そうそうあるもんじゃないですよね。
最近では「昔やっていた剣道を今になって再開する」という「リバイバル剣道」が流行っているとのことです。
経験者は近くの剣道教室をのぞいてみてはいかがですか?
もちろん初心者もね!

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